こんなことがありました。

ちがいがわかるかな??

 7日(木)2つの植物の写真をよ~く見てみましょう。みなさん、ちがいがわかりますか?

 「花の色が違う!」

 「葉の形が違う!」

 「葉の模様が違う!」

 たくさんの声が聞こえてきそうです。

 どちらも3枚の葉がありますが、左の植物の葉は、丸っこい形をしています。それに対して右の植物の葉は、ハート型をしています。そして、左の植物の葉には、V字の白い模様がありますが、右の植物には、模様がありません。そして、花は一目瞭然ですね。白色と黄色で違います。

 左の植物は「シロツメクサ」といいます。「クローバー」という名前で親しんでいますね。右の植物は「カタバミ」といいます。

 どちらの植物も身の回りでよく見られる植物なのですが、「シロツメクサ」は、なぜ「シロツメクサ」という名前になったのでしょう。「シロツメクサ」を漢字で書くと「白詰草」と書きます。漢字の通り、昔、ヨーロッパから品物を箱に入れて運ぶときに、乾燥させた花をいっぱい詰めて、品物が壊れないようにしたそうです。現在のプチプチのようですね。こうしてヨーロッパから伝わり、乾燥した種から発芽して、日本中に広がりました。

 一方の「カタバミ」は、日本在来の植物です。「丸に剣方喰」のように家紋の意匠にもなっている植物です。みなさん「カタバミ」の葉で十円玉を磨いてみてください。ピッカピカになりますよ。レモンの果汁やとんかつソースでも同じ効果があります。なぜ、十円玉がピッカピカになるのでしょう。臨時休校の間にぜひ調べてみてくださいね。