「ふつう」って何だろう?&リソースを見つけよう
2025年7月4日 17時47分本日6校時、3年生は社会福祉法人鮫川福祉会 鮫川たんぽぽの家 施設長の江尻勝巳様より、1年生は本校スクールカウンセラーの中島蒼先生より、それぞれ講話をいただきました。
3年生の福祉講話では、障がい者の区分、就労支援の種類、共生のためのキーワードなどの福祉施設や社会福祉の基礎を学びました。その上で最も大切なこととして、若いうちに障がいをもっている人と交流をもち、一緒に活動を共にすることで、同じ職場で仕事をするようになったときに対応ができるようになるというお話をいただきました。また、様々な種類の犬を見て「姿や形が違っても人は人、犬は犬」というお話がありました。この話を受け、高野詩織さんが「障害にかかわらず、同じ人間としてかかわっていきたい」とお礼の言葉を述べ、7月8日(火)に控える福祉介護体験に向けての気持ちを新たにしていました。
1年生のスクールカウンセラー講話では、自分やまわりの人が持っているリソース(強みや良さ)を知ることで、悩んだり困ったりしたときに解決の糸口となる「ソリューション学習」を行いました。止まったマスに書かれたお題で班のメンバーを褒めるすごろくゲームを通して、お互いの良いところの発見や自分では気づかなかった自分自身の良いところの発見につながっていました。お題に沿って褒められて、照れながらもうれしそうにしたり、驚いたりしている姿が各班で見られ、各生徒のリソースの共有が進んだことが伝わってきました。